モナコ大公が集めた世紀の名車が集結、マニアならずとも必見の「レニエ公クラシックカーコレクション」 (4/5ページ)
車について詳しいことは知らなくても、「プレゼントされるならどれがいい?」なんて、自分好みの車を探しながら回るのも楽しいものです。
F1の国モナコだけあって、レーシングカーも充実。日本人としては嬉しいことに、2007年パナソニック・トヨタ・レーシングの車も展示されています。
さらにレーシングカーコーナーには、F1で活躍した伝説のドライバー、アイルトン・セナのヘルメットや写真などの記念品も。
F1世界選手権で3度ワールドチャンピオンを獲得した彼は、「音速の貴公子」の異名をとるほどの人気を集めていましたが、1994年のレース中の事故で帰らぬ人となってしまいました。
ここに展示されている車の数々を見れば、人類の生活を便利にしてきた存在であり、しばしば富や権力の象徴でもあり、時には狂気にもなりうる、車がもつさまざまな力について考えさせられるのではないでしょうか。
一口に「車」といっても、現代の日本で日常的に走っている自動車とはまったく異なる個性をもった車たちに出会える「レニエ公クラシックカーコレクション」。