「勉強とはコミュニケーションである」 子どもの勉強へのモチベーションが変わる考え方とは? (1/2ページ)

新刊JP

「勉強とはコミュニケーションである」 子どもの勉強へのモチベーションが変わる考え方とは?
「勉強とはコミュニケーションである」 子どもの勉強へのモチベーションが変わる考え方とは?

ゲームやスマホばかりやってなかなか勉強しない。どうすれば自ら勉強の子どもになるのだろうか。
子どもの教育に頭を悩ますお父さんお母さんは多いのではないだろうか。

実は「教育はシンプル」である。
そう述べるのは『賢者の勉強技術 短時間で成果を上げる「楽しく学ぶ子」の育て方』(CCCメディアハウス刊)の著者である谷川祐基氏だ。

谷川氏は、塾にも通うことなく、公立の中学校・高校出身で、高校3年生の秋から半年間の勉強で東大に合格した。
一体なぜか。小学校のときから独自の勉強法を開発し、勉強のやり方がよかったからだと述べる。そして、学習塾の講師やビジネスのコンサルタント、マリンスポーツのインストラクターとして、子どもから大人まで指導するようになり、「勉強のやり方」次第でモチベーションも成果も大きく変わることを確信したのだそうだ。

■努力と苦労は別物。効率的な勉強法はある

谷川氏いわく、教育がシンプルに見えてくるポイントは3つあるという。

・「効果的な勉強方法」というのは存在する
・「楽しい勉強方法」というのは存在する
・教育に責任を持つべきなのは親ではなく、「子ども自身」

努力と苦労は別物だ。勉強しているように見えないのに成績が良く、受験に受かる子たちは、人並みは売れた頭脳を持っているわけではなく、これらの3つのポイントを抑えた勉強法を実行しているからだという。

では、「効果的な勉強法」とは、一体どんなものなのか。

本書の印象深いものをあげると、「勉強とは暗記ゲームではなく、コミュニケーションである」というものがある。
つまり、たくさん憶えた方が勝ちというのは勘違いで、勉強の本当のルールとは、「相手の伝えたいことをわかってあげること」であるということだ。

相手とは、先生であったり、教科書の執筆者であったり、大学の学者であったりする。ただ、学校の先生の伝え方は必ずしも分かりやすくないかもしれない。また、自分と同じ意見にならないこともあるだろう。

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