「うちの岡田を…」V6井ノ原快彦 NHKスタッフを感動させた「男気」

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「うちの岡田を…」V6井ノ原快彦 NHKスタッフを感動させた「男気」

 18年4月期のジャニーズタレント主演ドラマで、V6・井ノ原快彦の「特捜9」(テレビ朝日系)が勝ち組となっている。初回視聴率は平均16.0%で、嵐・二宮和也主演の「ブラックペアン」(TBS系)の13.7%、花より男子の10年後を描いたKing&Prince・平野紫耀主演の「花のち晴れ~花男 Next Season~」(TBS系)の7.4%を大きく上回る好発進だった。

「同作は、昨年3月に亡くなった渡瀬恒彦さんが主演していた『警視庁捜査一課9係』の後継作という“ご祝儀”があったにせよ、今期ではテレ朝を代表する連ドラになりそうです。イノッチは3月いっぱいで、8年間も務めたNHKの朝の情報番組『あさイチ』の司会を降りました。その直後にスタートしたのが、『特捜9』。俳優としての腕の見せどころだっただけに、関係者も胸をなでおろしているようです」(芸能記者)

 そんな井ノ原の人柄を物語るようなエピソードがNHKで語り継がれている。14年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の主役が、メンバーの岡田准一に決定したときである。

「岡田の大河主演は12年10月に発表されたんですが、その後、全キャストが初めてリハーサル室に集まりました。このリハ室はNHKで一番大きく、実は岡田がV6加入後に初めて呼ばれた場所だったんです。このことを知ったイノッチは、『スタートラインの場所で、彼は主演として、日本を代表するドラマに出る。物語を感じた』とし『勝手に泣きそうになった』と振り返っています」(アイドル誌ライター)

 以降、井ノ原はNHKで大河関係者と顔を合わせるたびに、「うちの岡田がお世話になってます」と挨拶していたという。このことは岡田の耳にも届いており、大河出演時はあらゆるスタッフ、キャストから、「井ノ原さんって素敵だよね。『うちの岡田』って絶対言うよね」と感心されたらしい。

 デビューから23年。紆余曲折がありながらも、解散やメンバー脱退と無縁でここまで来たV6。井ノ原、岡田、長野博、森田剛はすでに既婚者。メンバーの3分の2が妻帯者であるジャニーズグループは、V6だけだ。絆の固さ、メンバー愛の強さの表れといえよう。

(北村ともこ)

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