スザンヌ「副業失敗」で思い出される芸能人それぞれの痛い過去

まいじつ

スザンヌ「副業失敗」で思い出される芸能人それぞれの痛い過去

タレントのスザンヌが5月20日にTBS系列で放送された『坂上&指原のつぶれない店』の2時間スペシャルの番組内で、地元の熊本でオープンさせたカフェが3カ月で閉店になったことを明かした。

2007年にフジテレビの『クイズ!ヘキサゴンII』で“おバカタレント”として活躍していたスザンヌは、店が閉店した理由を「お金の計算ができないまま始めちゃったものだから、3カ月くらいでガタガタになっちゃって」と明かし、相変わらず天然ぶりが健在なところをうかがわせた。

芸能人が飲食店や不動産業などの副業に乗り出すケースは珍しいことではない。だが、必ずしも成功している人が多数というわけではなく、2011年に芸能界を引退した島田紳助氏のように、資産50億円ともいわれるほど財を成した成功例がある一方で、大失敗をしている人も多い。

「芸能人の副業といえば千昌夫が有名です。1980年代に不動産業で莫大な利益を上げていましたが、バブル崩壊とともに一気に借金まみれになり、2000年には事務所が経営破綻してしまいました。民事再生法の適用で最終的には1億円強を返済することになりましたが、それをきっかけに歌手業に専念するも、一度ついたマイナスのイメージは払拭しきれませんでした」(芸能記者)

失敗例の多い「名前貸し」

千昌夫のように芸能人が不動産投資をするケースは多々あるが、さらにありがちなのが“独自ブランドの立ち上げ”だ。

女優の佐々木希は2010年に自身のブランド『Cotton Cloud』を立ち上げたが「ボッタクリ価格だ」「デザインがダサい」などと酷評されて、わずか2年で撤退している。また、元『AKB48』の篠田麻里子も2012年にブランド『ricori』を立ち上げたが、こちらはブランドのロゴに“パクリ疑惑”が浮上して猛バッシングを浴び、こちらもたった1年5カ月で撤退している。

「芸能人の副業が失敗する典型的なパターンが、ただの“名前貸し”です。紳助さんが成功したのは、自身がビジネスについて本気で勉強し、信頼できるパートナーに経営を任せたから。名前だけ貸して、実際にはどんな商売が行われているのか本人すらよく分かっていないというレベルでは、すぐに破綻してしまうのも当たり前です。タレントのブランド商売も、素人がデザインしたような中途半端な洋服が、競争の激しいアパレル業界でそうそう売れるわけがありません。成功例はごくわずかですよ」(経営コンサルタント)

同じ番組出演者のヒロミから「ダメなときは早めに切るっていうのは大事なこと」とアドバイスを受けていたスザンヌ。ジム経営で成功したヒロミのアドバイスを先に聞いておけばよかったかもしれない。

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