栃ノ心が大関昇進で口上に込めた「異例な」親方への思い、その真意とは?

アサ芸プラス

栃ノ心が大関昇進で口上に込めた「異例な」親方への思い、その真意とは?

 ジョージア出身で初の大関昇進を決めた栃ノ心。5月31日の朝のワイドショーでは各局がこの明るいニュースを特集。5月30日に行われた昇進伝達式の様子と、話題となった栃ノ心の口上を放送した。

「栃ノ心は伝達式前日、難しい言葉は使わずシンプルに自分の気持ちを伝えたいと言っていましたが、実際の口上では『親方の教えを守り』というフレーズを入れて、師匠である春日野親方に言及したことが話題になりました。親方としては、入れないほうがいいとアドバイスしたそうですが、17歳で来日して以来、手取り足取り生活から相撲まで教え支えてくれた親方のことはぜひ入れたい、自分の気持ちを伝えられる口上にしたいとの思いから、あまり例を見ない文言が入ることになったそうです。マスコミから口上について聞かれた春日野親方ですが、『ちゃんと口上を言えるかどうかそれが気になった』『滑舌がちょっと悪かったが、無事に言えてよかった』とのことで“親方のことを文言に入れられたことへの思い”を語ることはありませんでしたが、それだけ口上の成功に気持ちが入っていたのでしょう。栃ノ心が親方とわざわざ入れたくなるほど、弟子への思いが強いことが、そこにも表れていました」(芸能ライター)

 会話では不自由なく話しているように見える栃ノ心だが、実は読み書きは苦手。今回の口上もローマ字で書いて覚えたという。そんな苦労をして覚えた口上だけに、そこに加えた親方への思いには、難しい言葉以上の重みがあると言えるだろう。

(伊藤その子)

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