漢検の合格率「京都」「奈良」「長野」が強い理由を考察してみた (1/2ページ)

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漢字練習をした日々が懐かしい(画像はイメージ)
漢字練習をした日々が懐かしい(画像はイメージ)

漢字の読み書きなどの能力を計る、漢字能力検定(通称「漢検」)。2018年6月12日、その17年度都道府県別合格率が、日本漢字能力検定協会(京都市)から発表された。

結果を見ると平均合格率が56.2%のところ、3位に長野県(63.1%)、2位に奈良県(63.7%)、1位に京都府(63.7%)が輝いた。この3府県がランクインしているのは今年だけかと思いきや、過去のデータを見てみると......。


漢字練習をした日々が懐かしい(画像はイメージ)
2015年からトップ3は同じ府県で構成

協会によれば、都道府県別合格率の調査は14年よりスタートしているという。小学生・中学生・高校生別の結果に加え、15年からは総合結果が発表されている。

この京都府・奈良県・長野県の3府県、実は過去2年の総合結果を見てもトップ3にランクインしている。それぞれ、16年度は平均合格率が54.4%のところ、1位長野県(63.1%)、2位京都府(61.0%)、3位奈良県(60.4%)の順、15年度は平均合格率が54.3%のところ、1位長野県(63.2%)、2位奈良県(61.3%)、3位京都府(60.6%)の順だ。

漢検の都道府県別ランキング(画像は日本漢字能力検定協会提供)
漢検の都道府県別ランキング(画像は日本漢字能力検定協会提供)

では、一体何故なのだろうか。独自に少し考えてみよう。まず1つには、受験者の数だ。もし人口と受験者数が比例するとすれば、合格者が多く出ても、母数が多ければ合格率は上がりづらい。一方、地方であれば受験者数も相対的に少なくなるため、合格者数が増えれば合格率は上がりやすい、というワケだ。東京都出身の筆者の経験で恐縮だが、中学の頃半ば強制的に受けた記憶もあるので、受験者の質もまばらなのかもしれない。

他にも、府県の特性も考えてもいいだろう。たとえば、長野県では「白文帳」という漢字練習用のノートが存在する。

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