歴史的価値ある「学校家具」を救え! 九大総合博物館が活用プロジェクト立ち上げ (3/3ページ)

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収蔵点数には限度があるため、三島准教授が活用しようと考えているのが「在野保存」だ。

「公共の場や個人の方に活用していただきながら、保存を図るというもので、すでにいくつかの施設にご協力いただき、実践研究という形で貸し出すとどのような効果があるのか、どのような活用法があるのかなどを、検証しています。九州大学に限らず、現在全国の空き家や廃校でも貴重な家具が放置されたままという事例が少なくないようで、今回の私たちの取り組みが、今後の家具保存の先例になるのではないでしょうか」

キャンパス移転が完了するのは今年9月末だが、クラウドファンディングの期限は7月末となっている。九大の家具の行方に興味があるという人、ビンテージ家具に関心があるという人は、クラウドファンディングのページを見てみてはどうだろうか。

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