加速する高齢化社会 増加する葬儀 もしも喪主になったら何をする? (1/2ページ)

心に残る家族葬

加速する高齢化社会 増加する葬儀 もしも喪主になったら何をする?

高齢化社会が加速する日本では、今後葬儀が増える一方かと思います。近親者とのお別れは心の準備がいるものですが、突発的に起こってしまうこともあるかもしれません。そんな時、自分が喪主を務めることになった場合、どうしたらいいのでしょう?今回は喪主の主な役割を改めて振り返ってみましょう。

■喪主として事前に知っておきたいこと

喪主はご遺族の代表であり、所謂葬儀の幹事と言えます。遺体の搬送先、葬儀の場所、所縁のある住職(寺)や宗派は予め、知っておく必要があるでしょう。突発的な場合は、ご親族の中にご存知の方もいらっしゃるでしょうから、故人と遠方のお住いの場合、よくヒアリングする必要があります。

その後、葬儀社へ連絡を行い、遺体の搬送に伴い、病院名や遺体の搬送先、日時を取り決めしますが、予め、ご遺族で葬儀の予算を決め、どのような様式で行うのか協議する必要があります。

■葬儀中に喪主がすべきこと

喪主は弔問を受ける立場にあります。葬儀自体はやることが沢山ありますが、故人のもとを離れず、弔問に対してお話しできる範囲でお答えするという大きな役目をまずは全うしなくてはいけません。そのため、近しい間柄の方の訪問であっても、外までお見送りをしたりはできませんが、失礼には当たりません。

また通夜や告別式では挨拶をすることになります。遺族を代表しての葬儀ご出席のお礼のような挨拶ともなるため、定型文も多くありますので、一通り把握しておく必要があります。葬儀を終えた後は悲しい気持ちに浸る間も無く、お金の勘定をしなくてはいけないため、喪主というのは悲しんでいる暇がない状態とも言えます。

■葬儀後に喪主がすべきこと

喪主は滞りなく葬儀を終え大役を果たしたとしても、まだやるべき事が残されています。それは葬儀に際してお世話になった方々へのお礼です。遠方に住んでいて直接お伺いできない方へは電話連絡を行いますが、直接お会いできる方々へは赴き、挨拶をおこないます。特に寺院、僧侶、お世話になった町内の方々、故人の勤務先へは必ず足を運びましょう。

挨拶の訪問を受けた方々も実際は憔悴されている方が多いため、長居は極力せず、極力短時間で終えることを心がけるとよいでしょう。

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