いくら包むべき? 結婚祝いの相場と渡し方 (2/3ページ)

マイナビウーマン

☆表書きの書き方

水引を外し、中心部よりやや下にほどよい大きさとバランスで書きます。

☆中袋(中包)の書き方

祝儀袋の中には、中袋(中包)が入っています。その袋にお札を入れましょう。中袋の表側には金額を書きます。この金額は、下記のように漢字で表記します。

・1万円→壱萬円 ・2万円→弐萬円 ・3万円→参萬円 ・5万円→伍萬円

袋の裏側には、住所、氏名を書きます。記載した住所と氏名は、新郎新婦2人の住所録に使われることもありますから、まちがえないように気をつけてくださいね。

万が一、中袋を書き損じた場合は、「懐紙」(二つ折りの和紙)で代用してもマナー上OKです。折りの部分が左側にくるように現金を包み、表書き、裏書は中袋と同様に書きます。懐紙がない場合は、無地の白い封筒を中袋の代わりに使ってもいいでしょう。

◇お札の選び方と袋に入れる方向

結婚祝いには新札を用意します。新札は銀行であらかじめ用意しましょう。新札とは、新しく発行された未使用のお札を意味します。新札が手に入らなければ、ピン札と呼ばれる、使用済みだけれど、シワや折り目のついていないキレイなお札でも大丈夫です。

お札を中袋に入れるときは、表書きの面を上にして、お札の右側にある肖像画が上になるように入れます。

◇会場での渡し方

祝儀袋の礼をつくした渡し方として、袱紗(ふくさ)に包んで持っていき、受付で袱紗を広げて相手側に読み取れる方向で出すのが、一番丁寧な方法です。慶事の場合、袱紗の色は、赤か紫を選びますが、多くの人が慶弔両用できる紫を選ぶ傾向があるようです。

袱紗をどうしても用意できなければ、ハンカチやクリアファイルでカバーして持っていきましょう。もちろん、祝儀袋を保護するためです。この場合、受付のカウンターで開くのではなく、直前に取り出してから手渡します。

いずれも、ご祝儀袋を相手から見て正面になるように両手で手渡し、その際「本日は誠におめでとうございます」などとひと言述べて、一礼します。

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