天才テリー伊藤対談「壇蜜」(2)想像を超えていた浴室ロケ (1/2ページ)

アサ芸プラス

天才テリー伊藤対談「壇蜜」(2)想像を超えていた浴室ロケ

テリー 壇蜜さんは頭がいいから、「自分がテレビにどう出ていくか」ということにも自覚的だったと思うんだけど、どういうことを意識していました?

壇蜜 最初の頃は「とにかく、台本が予期できないことをできたらいいんだろうな」って思っていました。

テリー つまり、台本を裏切るということ?

壇蜜 というより、台本で求められていることを、いい意味でもう少し濃密なものにできればいい、と思いました。それはきっとテレビの世界では必要なことなんだろうし、それまでのテレビの現場は私みたいなタイプがいなくて、周りの皆さんが私の扱いに困っているのがひしひしと感じられたんですよ。だから「実際使ってみたら、意外にちゃんと扱えるでしょう?」という部分を出していこう、と。最初の頃は、それだけで精いっぱいでしたね。

テリー あ、それは俺もわかったよ。「サンジャポ」に出始めの頃、一緒に箱根へロケに行ったの、覚えてる? 風呂場で撮影の時、浴室にいる壇蜜さんにタオル1枚だけ渡して「こちらからドアを開けるので、セクシーな格好をして待っていてください」とお願いしたら、こっちの想像をはるかに超えた、いやらしいポーズをしていてね(笑)。もうビックリしてさ。

壇蜜 フフフ、覚えています。まるで打ち上げられたジュゴンみたいな感じでしたよね。

テリー そうそう。普通の女の子にやらせると、きれいで無難なグラビアのポーズで待っているんだよね。でも、あなたは実に隙だらけの格好だったでしょう、もう演出家の考えを超えているんです。だから、帰り道にスタッフと「あれ、すごかったな」って、ずっと話していたんだよ。

壇蜜 今日、私、めちゃめちゃホメられてばかりですね(笑)。

テリー きっと他の現場でも、スタッフが予想する以上のものを出してきたんだろうね。そりゃあ、仕事も増えるわけだよ。

「天才テリー伊藤対談「壇蜜」(2)想像を超えていた浴室ロケ」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 6/21号サンデー・ジャポン壇蜜テリー伊藤エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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