瞑想やヨガをするとエゴが強まるという研究結果(ドイツ研究) (2/3ページ)

第二の実験は、瞑想を行なっているフェイスブックのユーザー162名を対象としたもので、瞑想にもヨガと同じような影響があることが明らかになった。
こちらの研究では、「本研究の平均的な参加者と比べて、自分は偏見が少ない」といった内容への回答を元に評価した。
研究では、人生の満足度スケールとエウダイモニック・ウェルビーイング測定という二つの測定法(自律性、環境の支配、個人的成長、他者との肯定的な関係、人生の目的、自己受容に関する幸福度を評価)を用いて、被験者を評価した。
その結果、自己高揚感とともにウェルビーイングも上昇していることが判明し、自己高揚感は瞑想によって得られる幸福感の向上と関連していることが示唆された。

・自我は静まらず、むしろ高まっている
この結果は、ヨガや瞑想といったスピリチュアルな仏教徒の実践が、彼らが主張するような効果を発揮していない可能性を示している。
「自我を静める行為は、ヨガや仏教などの中心的な要素だ。その要素と想定されている意味合いを真剣に再検討しなければならない」と論文は論じている。
「さらに、心と体の実践による幸福に対するメリットの説明として、しばしば自我が静まるためと言われることがある。対照的に、我々が観察したのは、心と体の実践が自己高揚感を増大させ、それによって幸福感が向上していることだ。」
・ヨガや瞑想のやり方が間違っている可能性も
だが別の説明もできるかもしれない。