重い荷物を背負い斜面を歩く兵士の負担を軽減。米陸軍が最新型の下肢専用外骨格スーツの装着テストを開始 (2/4ページ)
この技術の開発に携わるエンジニアのケネス・マクスウェルによると、ONYXは兵士の荷物の重量を引き受けるため、深刻な肉体疲労やケガなどを未然に防ぐ効果もあるという。
・従来の問題点を改善した設計
米マサチューセッツ州にあるネイティック陸軍研究所NSRDECは、長年にわたり外骨格型装置の開発をリードし取り組んできたが、ロッキード・マーティン社の協力によってようやく目途が立ったようだ。
従来の装置は、大きすぎるシステムのせいでより多くの電力やバッテリーが必要だった。ケネス・マクスウェルは、それがさらに本体の負荷を増やすという本末転倒な側面を指摘している。

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そのため、ONYXの開発では従来のシステムを変更、より少ない電力で動く工夫を凝らし、四肢などを負傷した人に用いられた医療技術を追加した。
また一部には膝の負担を和らげる装置も用いられている。その装置の試験内容は、18kgの荷物を背負った4人の被験者が傾斜15度のトレッドミルを登るものだったが、その全員が楽に感じたという。