石を愛し、石に愛された男!シーボルトにも影響を与えた江戸時代の奇石コレクター「木内石亭」の石愛がスゴい (2/3ページ)

Japaaan

シーボルトにも影響を与える

石亭の奇石愛は覚めることはなく、石仲間と共に石展なども開催していたといいます。しかし石亭が20歳前後の時、貧吏の罪に関わり3年間の禁錮刑に処せられてしまいます。

しかし石を愛し、石に愛された男・石亭、禁錮刑に処せられたくらいで石愛が揺らぐことはありませんでした。揺らぐどころかこの3年間で石愛がさらに加速。石に没頭していったそうです。

この事件のからみもあって、木内家は新たに養子を迎えることになり、石亭は分家となります。こうなれば石亭は石を極めるという道のみ。学問にさらに励みます。

そして1773年(安永2年)、49歳のときについに石亭は博物書・雲根志を刊行するのです。雲根志は三編一六巻からなる書物で、石を鉱石、化石、外観の珍しい石、不思議な石などいくつかのカテゴリーに分けて紹介しています。


この雲根志はドイツ人医師・シーボルトも参考書として挙げており、シーボルトの著書「日本」では、石器や曲玉について石亭の研究成果が利用されています。

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