『ペガサス幻想』でお馴染み、NoB、25年ぶりにソロアルバム『No Regrets』を制作。収録した楽曲の魅力をみずから全曲解説!! (3/6ページ)
『メビウスの歯車』
IMAJO 『メビウスの歯車』は、解放感を持ったシンプルな楽曲に仕上げ、NoBさんのヴォーカルで個性放つ色に染め上げてもらいました。歌の面では、いろんな表現技術を使っていますよね。
NoB 確かに、いろんな歌い方をしているね。ただし、「こういう歌い方をしよう」というのはとくに考えてはいなかったというか、曲の表情をとらえながら歌いだすと、自然とその歌が自分の節に染まっていく。『メビウスの歯車』は、自分自身とても新鮮さを感じれた楽曲です。
『Paranoia blue』
NoB ここでは、若手の作家(渡邉好洋)を起用。彼は、僕の教え子なんですけど。「今の時代の中にリンクした感性や感覚を持った若手が作る楽曲を、とにかく勢いで歌おう」ということで作り上げたのが『Paranoia blue』でした。実際に上がってきた楽曲も勢いがあったように、気持ちの上でも「いってまえ!!」という意識を持って歌入れしています。
やはり、新鮮さを持った楽曲を表現していくのはすごく気持ちの良いこと。そこが、バンドとは違う、ソロとしての制作だからこそ受けられる刺激というか。バンドだと、当たり前だけどメンバー内という縛りの中での表現になる。でも、ソロで作品を作るというのは、「何でも好きなことをやっていい」という前提があって挑めること。そこの違いは大きいなと思います。
『Unison~悽愴の轍~』
NoB バラードナンバー『Unison~悽愴の轍~』は、まさにNoB節が生きた歌というか、僕が持っている歌のテクニックを「どうじゃい!!」とすべてひけらかした楽曲。ただし、その歌声は暑苦しいとは紙一重なところもある。だけど、そこも自分らしさだなとも思ってて。それをIMAJOが上手くアレンジしてくれました。
IMAJO アコギへメロトロンの音色が重なるエーマイナー始まりなのがいいですよね。ここへバラードの『Unison~悽愴の轍~』を挟むことで、アルバムにも嬉しい起伏が生まれたなとは感じました。