人が悲観的になる理由。小さな問題を大きな問題としてとらえてしまう脳のメカニズム (1/3ページ)

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人が悲観的になる理由。小さな問題を大きな問題としてとらえてしまう脳のメカニズム
人が悲観的になる理由。小さな問題を大きな問題としてとらえてしまう脳のメカニズム

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 人は日々、様々な判断を下しながら生きている。この色の服は私に似合うだろうか?怪しそうに見えるあの人物は危険なのだろうか?とか、小さなことから大きなものまで、数多くの判断を無意識のうちに決めているのだ。

 だが、最新の研究によると、人の判断は思っているほど当てにはならないという。厳格なルールに基づいているわけではないのかもしれない。

 例えば、与えられたテーマに従い2つの選択をする場合、どちらか一方の割合を減らしていくと、最初は正確に選べていたにもかかわらず、割合を減らした方を多めに選んでしまうというのだ。

 それを実証するために、青と紫を見分ける実験、危険人物の顔を見分ける実験が行われた。

・青と紫を見分ける実験で起きた判断の変化

 色覚異常のない参加者に”かなり青い”ものから”かなり紫”までの色の範囲を持つ1000個の点を見せて、それが青かどうか答えてもらうという実験だ。

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 最初の200回目までは、同じ割合で青と紫が提示されたが、それ以降は徐々に青の割合を減らしていった。

 すると参加者の判断が変化し、「最初に紫と考えられていた点が青に分類」されるようになったという。つまり、青という色の概念が拡大し、紫を含むようになったのである。

 実験の開始前に、青い点が徐々に少なくなることを知らせ、さらに一貫した判断ができれば金一封が渡されると伝えたケースでさえも、同様の判断の変化が生じた。
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