ロキソニンやガスター10は!? 市販薬「間違いだらけ」の飲み方、選び方 (3/4ページ)
そこで、胃腸薬を6種に分けて、その特徴を表したのが最終ページの表だ。「胃酸過多なら『ガスター10』の一択ですが、ときには自分で見分けるのが難しい症状もある。その場合は、薬剤師や登録販売者に相談して一緒に選ぶのも手です」(前出の大手薬局社員)
また、肩こりや腰痛、ねんざなどの際に使用する外用消炎鎮痛剤、いわゆる湿布は、気軽に使いがちだが、注意点は意外と多い。「『ロキソニンSテープ』は医療用でも使われているように、その効果は大きいのですが、胃の不快感を訴える人もいます。また、同じく効果が高い『モーラステープ』は、使用箇所に直射日光を当てることで重篤な光線過敏症を引き起こす可能性があります。薬局での購入時に指導がある場合は、絶対に聞き流さないでください」(前同)
花粉症やハウスダストによるアレルギー性の鼻炎は、「『アレグラFX』が医療用と同成分なので、オススメです。眠くなりにくいのもポイント」(同)
■酒やコーヒーで飲むのは…
選び方と同様に知っておかなくてはいけないのが「飲み方」である。そもそも、薬にはさまざまな「形」があるが、“形の変化”は絶対NGだという。「たとえば錠剤の薬を“飲みにくい”“早く効きそう”などの理由で噛み砕いて飲む人がいますが、絶対にやめてください。また、カプセルの中だけを服用するのもダメ。胃で溶ける、腸で溶けるなど、その薬が最も効果が大きいように設計されています」(同)
もし、飲みにくい場合には服薬ゼリーやオブラートを使用したい。薬局で安価で売っており、粉用、錠剤用など幅広く対応している。さらに、テープとパップ、軟膏とクリームの違いなども知っておくと、薬をさらに効果的に使えるだろう。
また、市販薬と言えど、飲み合わせに気をつけなければいけないのは、医療用医薬品と同じだ。「胃腸薬と炭酸飲料は避けたほうがいいです。炭酸飲料に微量ながら含まれている酸が、胃腸薬の制酸効果を低くするおそれがあります」(岩井氏)
他にも、コーヒーと風邪薬はカフェインの過剰摂取になる可能性が、アルコールは睡眠薬の効果を異常に高める可能性がある。