サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「マイネルサージュが本領発揮」 (2/2ページ)
福島コースは【2】【2】【1】と相性抜群で、ハンデは恐らく前走より1キロ重い55キロまで。道悪もさして苦にせず、晴雨にかかわらず中心視してみたい。
中京のメインは、ダートで争われるプロキオンS。こちらも顔ぶれはよく、最も狙ってみたいのは、ドライヴナイトだ。
前走は5カ月ぶりの実戦。先手を奪って果敢に逃げたが、最後は息切れして4着に敗れた。それでも勝ち馬とコンマ5秒差なら評価していい。
この中間は馬体が締まって毛艶がよく、稽古での動きはガゼン、素軽くなっている。1週前の追い切りの動きも実によかった。
「本来の姿に戻っている。昨年の秋から目に見えてよくなった。これからも楽しみ」とは、厩舎スタッフが口をそろえるところ。
逃げてよし、差してよしと自在な脚質で、展開に左右されないのが強みだ。
祖母スカーレットリボンは重賞勝ち馬で、ダイワメジャー(天皇賞・秋などGI5勝)、ヴァーミリアン(JCダートなどGI9勝)ほか、近親、一族に活躍馬が多数いる良血。
勝ち鞍6勝の全てがこの1400メートル戦であり、ここはまさに狙っていたレースと言っていいだろう。
逆転候補としてあげたいのは、ダノングッドだ。こちらはダノンレジェンド(JBCスプリント)の弟で、ダートはお手のもの。ここにきて調子を上げており、チャンスがあっていい。