知られざる日本の「エレキギター」コピーモデル黒歴史 (1/2ページ)

まいじつ

(C)hakuna_jina / Shutterstock
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先ごろ、『レスポール』などの名器で知られるアメリカのギター・メーカー『ギブソン』の経営が悪化している、というニュースがインターネットから広まり、世界中のギターファンのあいだでちょっとした騒動となった。

しかし、高価な本物のギブソンを使ったことがある人は、果たして何人いるだろう。ほとんどの人が日本製のコピーモデルを使っているのではないだろうか。

ここで日本のエレキギターのコピーモデルの歴史を振り返ってみよう。

神田商会が『グレコ』のブランドで1966年ごろにレスポールのコピーモデルを発売。1972年にはフェルナンデスがフェンダーのストラトキャスターモデルを発売した。同時期、他社からも同様のコピーモデルが多数発売された。

ギブソン・コピーロゴコレクョン
一番上が本家で、あとは全てパチのロゴ。遠くから見れば判別がつかない?

この時代、ギブソン・フェンダーのギターは非常に高価で、学生の小遣いではとても買えるものではなく、日本製のコピーモデルを選択せざるを得なかった。ロゴのイメージで“ギブソン=グレコ、フェンダー=フェルナンデス”の図式ができていたものだ。

著作権侵害で裁判になったが…

当時、誰もがこれらのコピーモデルはギブソン、フェンダーの了解を得て製造と販売がされているのだと思っていたのではないか。ロゴをじっくり観察しなければ、見分けがつかないほど精巧にできていたのだから当然だろう。

しかし、そうではなかった。1993年、ギブソン社はフェルナンデス(なんでグレコではないの?)を著作権侵害で訴えたのである。何を今ごろになって…という感じは否めないが、著作権意識の高まりのなかで、とりあえず今後の布石のために訴えておこう、といったニュアンスだったのかもしれない。

裁判の結果はフェルナンデス側の勝訴。

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