現実は甘くない。一人暮らしに必要なお金 (2/6ページ)
ワンルームの賃貸住宅を借りる場合の平均的な家賃、東京都6万8000円、全国5万円(全国賃貸管理ビジネス協会「全国家賃動向」より平均家賃は東京6万7863円、全国平均5万278円)でシミュレーションしてみます。結果は、いずれも家賃の約6カ月分となります。
家賃6万8000円の場合(東京都)39万540円≒家賃×5.74 家賃5万円の場合(全国)29万7750円≒家賃×5.96
さらに、引っ越し代や新しく買うべき家具や家電などの費用も加算されることになりますので、大きな出費になることはまちがいありません。
◇新居にかかる費用節約のポイント
上記の費用は自分の努力で節約できないものが多いのですが、すべての項目が必要になるわけではありません。新築の場合は鍵交換費用がかかりませんし、消毒料は法律上の義務ではないので、不要と考えるなら断ることも可能です。不動産業者のキャンペーンや、大家さんの方針や地域の慣習として、敷金、礼金、仲介手数料、前家賃がかからない場合もあり得ます。まれにお祝い金付きという例もあるようです。重要なことは正直に相談と質問をすること。不動産業者で部屋を探す際には、お部屋や場所の条件だけを伝えがち。当然不動産業者もそこにフォーカスしてくれますが、もうひと言「初期費用をできるだけ抑えたいのですが……」も加えてください。また、費用の一覧を見ながら、「消毒はお願いしなくてもいいですか?」など、この費用は何だろう? 本当に自分に必要なのかな? と感じたことは告げてみましょう。
■一人暮らしの引っ越し費用の平均
単身の引っ越しにかかる費用の全国平均と、引っ越し費用を節約するポイントをまとめました。
◇単身引っ越しにかかる費用
☆引っ越し費用の計算方法
引っ越し料金は、基準運賃(国土交通省の基準)+割増料金(繁忙期、土日祝日、深夜・早朝)+実費(人件費、トラック、梱包費用など)+オプションサービス(エアコン移設、ピアノ輸送など)という仕組みで計算されます。繁忙期か否かによって、そして業者によって差がありますし、移動距離が数分なのか、海を渡るのかで大きなちがいがあります。