女性たちの「オリモノ問題」約7割が経験アリ!オリモノの異常は「膣内フローラ」が乱れているサイン?ストレスや睡眠不足も影響…専門家が教える「膣内フローラ」対策とは (5/7ページ)
排卵日には少し水っぽくなり、量が増えます。また、人によって正常な量が違うので、量が多いことであまり悩まなくても大丈夫。どうしても気になる場合は、婦人科を受診してみてください。
異常を見分けるために気をつけて欲しいのが、「いつもと違う」ということ。普段から自分で下着を観察したり、時には嗅いだりして、正常な状態を覚えておきましょう。「少し色が濃いな」「ニオイが違うな」という場合は、後述のチェックリストを確認してみてくださいね。
■オリモノの異常は“膣内フローラ”の乱れが原因
オリモノの異常は、細菌性膣症や膣カンジダの症状であることが多いです。原因となる細菌やカンジダ菌は、元から膣内にいます。実は、腸と同じように、膣にも良い菌と悪い菌がいる「フローラ(グループごとに固まって生息する菌の集まりが花畑のように見えることから)」があるのです。腸・口・肌に次ぐ第4のフローラと言ってもいいかもしれません。膣内フローラのバランスが保てている間は問題ないのですが、ストレスや睡眠不足などでバランスが崩れると、体が菌に負けて細菌性膣症や膣カンジダの症状が出てしまいます。つまり、とても普遍的な、風邪のような病気なのです。対処法としても、菌を入れないようにすることではなく、菌に負けないように膣内フローラのバランスを整えることが大切です。
■最近は市販の薬やサプリなども! 正しいケア方法とは
まず、石鹸で洗ったり、頻繁にビデを使用したりするのはNG。基本的には手とぬるま湯で、外陰部を優しく洗うようにしてください。膣の中まで手を入れて洗ったり、シャワーで中を流したりする必要はありません。中まで洗ってしまうと、膣内フローラのバランスが崩れてしまい、かえって膣炎などを引き起こしやすくなります。生理中など、どうしても気になる場合は外陰部のみ石鹸を使用しても大丈夫です。また、ムレやしめつけも原因となることがあるので、通気性の良い下着や服を身につけることも大切です。そして、なるべくストレスを減らし、よく眠り、健康に良い生活を心がけること。膣内フローラのバランスには、心身全体の健康が関わっています。
欧米では膣についてもセルフケア意識が高く、市販の薬も多く研究・販売されています。