リンゴや酢キャベツも! 現役医師がやっている「ご長寿マル秘健康法」 (3/4ページ)
それから和食には、がんの原因になる物質を中和する効果がある抗酸化物質を豊富に含む野菜や果物も多く、栄養バランスがいい点も優れています」(同)
実際に岡田氏が、どのような食事を摂っているのかを聞いたところ、「私は、ともかく毎日の食事は栄養バランスを心がけて、和食を摂っています。ご飯に味噌汁、りんごもよく食べますね。ともかく食事は、いかにバランスよく摂るかが健康長寿の秘訣です。だから、お米やパン類を避ける糖質制限もどうかと思います。りんごがいいといっても、他の果物もいろいろ摂る。また、りんごを摂るにしても特定のものに固執せず、いろんな産地のものを摂るのが好ましいです」(同)
和食の問題点をあえて挙げるとすれば、タンパク質が少し足りない点と塩分が多い点だというが、「肉を摂るのも大事です。肉が悪いといわれるのは成人病の大きな要因である脂質を一緒に摂り過ぎるからであって、脂身を残す、あるいは霜降り肉や内臓(ホルモンなど)を控えれば、なんら問題はないです。また、タンパク質を摂るなら、“畑の肉”ともいわれる豆類、納豆は積極的に摂るのもお勧めします。塩分については、味噌汁を薄味にし、野菜はドレッシングなどを控え、できるだけ生で食べるなどの工夫が必要ですね」(同)
注意点さえ押さえれば、和食は栄養バランスの取れた“完全食品”なのだ。
■腸内細菌を元気にするために
今回、話を伺ったもう一人の現役医師は、78歳の現在もなお、研究と講演で毎週のように全国を飛び回っている東京医科歯科大学名誉教授(医学博士)の藤田紘一郎氏だ。「回虫博士」として知られる藤田氏は、「腸内細菌」のスペシャリスト。健康長寿のために腸健康法を提唱し、『腸をダメにする習慣、鍛える習慣』(ワニブックス)など多くの書を上梓している。
「人が病気にならない=健康長寿のためには、体内で免疫力がよく働いていることが非常に重要です。そして、この免疫力の働きの実に約70%を腸内細菌がつかさどっているんです。これまでの研究では、100歳以上の長寿の人は、病気を起こすリスク遺伝子がないか、もしくは恵まれた体の持ち主だと推測されていました。