「大岡越前」とともに30年、加藤剛さんの謙虚すぎる「口癖」とは

アサジョ

「大岡越前」とともに30年、加藤剛さんの謙虚すぎる「口癖」とは

 6月18日に胆のう癌で死去していたことがわかった俳優の加藤剛さん。80歳だった。加藤さんといえば1970年から1999年までの30年間に渡り放送された時代劇ドラマ「大岡越前」(TBS系)で主人公の江戸町奉行・大岡忠相(ただすけ)を演じ続けた二枚目俳優だ。

 このドラマは再放送が多く、お笑いコンビ・ダウンタウン松本人志が「男前と言ったら加藤剛」と事あるごとに発言していたことなどから、若い世代からも「カッコイイ俳優」として親しまれてきた。

「加藤さんは昨年12月19日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に次男で俳優の加藤頼と出演していたんですが、その時に激ヤセしていたことから体調を心配する声があがっていました。加藤さんの遺作となった今年2月公開の映画『今夜、ロマンス劇場で』でメガホンを執った武内英樹監督によると、体調不良を周囲に悟られないよう、みんなと同じ食事を摂り、談笑するなどして周囲に気を配っていたそうです」(映画誌ライター)

 32歳で「大岡越前」と出会いタバコをやめ、酒もみんなと乾杯する1杯目のビールのみにまで減らしていたという加藤さん。「自分をうまい俳優だと思ったことがない」という謙虚な口癖を、イマドキのイケメン俳優が聞いたらどう感じるのだろうか。

 生真面目で品のある“二枚目俳優”のご冥福を心よりお祈りしたい。

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