【召喚連載】メガテン大司教・鈴木一也の邪教の館 / 第4回 未発表漫画付き「オウム真理教とポア」について悪魔と語る (5/7ページ)

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松本智津夫は麻原彰晃となり、再び人々を支配する王となったのだ」
大司教「なんと業の深いことよ」
レオナルド「麻原彰晃は他者を支配し、意のままにすることで強烈な喜びを感じた。人間は彼の自己愛を満足させるための道具となったのだ」
大司教「そして、それを妨げる者を許さなかった……」
レオナルド「ポア――己の完璧な支配を穢す信者を殺させた時、麻原彰晃の飽くなき自己愛が満たされた。その悦楽は絶頂に達し燦然と輝いたのだ」
大司教「そんな、まさか……」
レオナルド「配下の者を使って人の命を奪うときの、全き万能感に酔いしれた麻原彰晃は、それを繰り返すことになる。そして飢え歪んだ欲望を満たすには、さらなる強い刺激が必要とされる」
大司教「ではサリンによる大量殺人はその帰結だというのか!?」
レオナルド「智津夫の内面的欲望ではそうだ。しかしそれだけではなく、教団の幻想がそこまで突き進んでしまったのだ」

・20世紀末幻想の終末
レオナルド「お主にもあるであろう? 世紀末幻想が」
大司教「ある……朽ち果て緑覆う東京の風景を何度も夢想した」
レオナルド「あ奴らは集団でそれを想ったのだ。だからこそ、武器を集め毒薬を研究し、独立国家を作れるように備えた。遂には終末が訪れないのならば、自らそのきっかけを作ろうとしたのだ」
大司教「あんなことで世界終末が始まるのだと?」
レオナルド「オウム真理教は、かつていきなり国政選挙に打って出たであろう? 自分たちだけではないと妄想していたのだ、世界を変えたいと思い願う者は。

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