お互いのまわりを周回する、珍しい二重小惑星が太陽系で発見される(NASA) (2/3ページ)

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・2017YE5はお互いに周回する二重小惑星だった

 NASAゴールドストーン・ソーラー・システム・レーダー(GSSR)によって2017YE5が二重小惑星であることが判明。

 同じ質量を持つ地球近傍小惑星のペアとして4番目の事例となった。

 その姿を捉えるために、GSSRの研究者は、プエルトリコのアレシボ天文台と米ウェストバージニア州のグリーンバンク天文台と手を結んだ。

 これによって、アレシボ天文台がレーダー信号を送信し、グリーンバンク天文台がその帰還信号を受信するというバイスタティック・レーダーのようなシステムが構築された。

 最初、2つの天体はつながりあっているかのように思われた。しかし両者の回転が進むと、その間に隙間があることが確認された。

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 6月26日までにゴールドストーンとアレシボはそれぞれ個別に2017YE5が2つの独立した天体で構成されており、20~24時間で互いを1周していることを確認した。


・お互いが同じ質量の連星は珍しい

 推定によると、198メートル以上の地球近傍小惑星のうち、およそ15パーセントは大きな天体とそれよりずっと小さな天体で構成される連星である。

 しかし2017YE5のようなお互いが同じ質量の連星はずっと珍しく、今回の発見を含め、これまで4例しか記録されていない。

 次に地球に接近するのは170年後のことになるため、2017YE5の物理特性の詳しい情報が集まるまでにはしばらくかかるだろう。
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