大阪「自殺偽装」弟殺し、容疑者女社長が綴った逮捕直前「疑惑の手記」 (2/4ページ)

日刊大衆

 一方の朱美容疑者は、ナイトラウンジやホストクラブ経営を手掛けたが、いずれも失敗し、病気がちとなった父親に代わり家業を継いでいた。しかし、経営は思わしくなく、朱美容疑者は経営者として悩んでいたという。「一部報道では、朱美さんが犯行に及んだ背景に、ライバル企業となった弟の会社との仕事の奪い合いがあったとありますが、これは真相は不明です。弟とその妻である義妹は、朱美さんの会社の監査役や役員を兼ねていましたし、弟の会社は水道会社というよりは建設会社に近い。業務内容が大きくバッティングすることはなかったはずです」(朱美さんの知人男性)

 しかし、身内同士で経営する親族企業の話だけに、ビジネス上の軋轢以外にも、彼女にとり近親憎悪が強く働いていた可能性もある。

■怪文書や器物損壊容疑も

〈警察から、検視の結果、自殺ですと言われるが、義妹とX(※手記では実名)が、自殺のはずがないから、調べてほしいとこん願。自殺という、身内で話をしなければならないであろう状況で、Xを呼び、検視に立ち会い、口を挟み、あげくに私が怪しいと言い出す2人に不信感とショックでね込む〉(弟が死亡した翌日の日記より) 朱美容疑者は、「2人は警察の自殺という報告に執拗に噛みついた」と疑惑の主張をしているのだ。

〈弟は4年ぐらい前に会社の女の子と○○○○(※伏せ字)にあった。嫁といてると落ち着かないと言ってマンションを借りて、○○○○○○(※伏せ字)を送ってたが、義妹が○○○○(※伏せ字)を呼び出し、○○○(※伏せ字)ように迫った〉(記述日時不明)

 もちろん、こうした朱美容疑者の義妹とXに対する不信も、自己弁護の可能性は十分ある。〈(葬儀の席で)最後、親族のみで……と花を入れて、弟の顔をさわっている時、義妹のそばで、義妹の肩を抱くXに不信を抱く。後日、Xの義妹への接し方に○○○○○(※伏せ字)とのうわさが飛びかう〉(3月31日)

 前出の知人男性によれば、朱美容疑者は「義妹とXの“関係”」を周囲に語っていたという。

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