大阪「自殺偽装」弟殺し、容疑者女社長が綴った逮捕直前「疑惑の手記」 (3/4ページ)

日刊大衆

しかし、自分の主張は容れられず、弟殺しの容疑者として警察の捜査が進む中、「2人にハメられた」――と綴るようになり彼女の精神は、次第に追い込まれていったようだ。

〈他社にも怪文書が送られてるとTELがあり、精神的に参ってしまい、自殺未すい。次男に見付かり、精神科へ連れて行かれる。PTSD?と診断。投薬を開始〉(5月11日) これは、4月に取引先にばらまかれたものだ。

 同じ頃、義妹の車がスプレーでいたずらされる事件も発生。これに対し、義妹は器物損壊容疑等で朱美容疑者を告訴、5月24日に朱美容疑者の関係先には家宅捜索が入っている。「府警は、トイレに置かれていた弟の遺書は朱美容疑者が事務所のパソコンで作成したとみている。また、弟の遺体を司法解剖した結果、朱美容疑者が使っていた睡眠薬と同じ成分を検出したため、逮捕に踏み切ったようだ」(地元紙記者)

 朱美容疑者は、怪文書や器物損壊容疑についても当然、反論を綴っている。〈私が(※編集部注=弟の遺書を)打つとしたらネットカフェ、もしくはデータを復元されない様、(※=事務所の)パソコンを処分して新しいパソコンを使うに決まっている。バカらしい〉〈怪文書にしても、別に取引がなくなっても痛くもかゆくもない所に送り、大手の取引先には送ってないのも不信〉(5月29日)

 さらには、荒唐無稽ともいえる、次のようなことも記している。〈(※=スプレーの件は)●(※義妹の実名)の昔の不良仲間なら、お金でやりそうな子はいてる気がする。風ぼうも似てるのは居てる。男でも帽子、メガネ、マスクなら女の子に見える? あえて防犯カメラに映らせた?〉(5月25日)

 しかし、こうした朱美容疑者の一方的な主張がどこまで警察に通用するのか、今後捜査が大いに待たれるところだ。

■父親の死にも関与の疑いが!?

 さらに朱美容疑者は――。〈おそらく、父親が意識不明で入院した時から実行、計画が進んだと思われる。弟はそれを知った? もしくは気づいた? 裏切られている事を知るが、父が意識不明で相談も出来ず、悩み抜いた? その挙句の自殺?〉(5月25日)

 また、彼女は次のようにも記している。

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