ハリルホジッチ監督の「後遺症」!? クリンスマン次期監督破談の裏 (1/2ページ)

日刊大衆

ハリルホジッチ監督の「後遺症」!? クリンスマン次期監督破談の裏

 前評判を覆し、ロシアW杯でベスト16まで進出したサッカー日本代表。7月16日に行われたW杯決勝戦は、次なる4年間へ各国が体制を整える号砲でもある。「日本も同様です。ハリルホジッチ前監督の電撃解任で、急遽、指揮官に就いた西野朗監督の続投は消えた。そのため、新監督の元で次回W杯を目指すこととなります」(スポーツ紙記者)

 日本がベルギーに負けて以降、熱を帯びる新監督報道だが、候補は2人いる。特に注目されたのがユルゲン・クリンスマン氏だ。06年W杯でドイツ代表を3位に導いた実績を持つ、このドイツ人指揮官の日本代表監督就任の噂が流れるや、スポーツ紙などが本人を相次いで直撃。報道合戦が過熱する7日には、ツイッターで〈『ウワサ』は真実ではない〉と否定したのだ。

 協会関係者は、「候補の一人ではあったが、絶対的な本命が他にいた」と明かす。その人物こそ、サンフレッチェ広島の監督を務めた森保一氏だ。森保氏は、西野ジャパンが発足すると同時にコーチとして入閣。以来、日本代表に帯同し、現状の代表について熟知している。「継続性」を求めるならうえで、このうえない人材だが、一方で、ハリルホジッチ前監督の“後遺症”も影響している。「ハリル解任の最大の要因は、コミュニケーション不足でした。ハリルは、説明もなしにダメ出しを続け、説明を求めればすぐに代表から外す。そのワンマンぶりがチームを崩壊させた。異文化や異なる言語の部分も影響したと思いますが、外国人監督の難しさを改めて痛感させられた」(前同)

 一方、西野体制では、森保コーチや手倉森誠コーチが積極的にコミュニケーションを取ってチームをまとめ、躍進に導いた。その森保氏と、かつてベガルタ仙台でチームメイトだった元日本代表の岩本輝雄氏は、「とにかく、森保氏はいい人。みんなの話を聞き、そして、まとめる。

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