お坊さんとの接点は葬式だけじゃない!お坊さんと触れ合う場が増加中? (2/2ページ)
直接寺に来た人と語らいの場を設ける「みんなのお寺」(奈良・東京)は、宗派にこだわらず幅広い人達に寺に気軽に来てほしいという思いから始めたという。朝のお勤め、瞑想、写経など、お寺にできることはすべてここで実現できるようにと始めたもので、その1つに人生相談がある。
他に、お坊さんがお客を迎えて酒をふるまうバーもある。そこで交わされる話は、仏法から人生相談まで様々だ。
昔、お寺でお坊さんに相談することは日常だった。しかし檀家制度の変化と共に、お坊さんに直接相談する場所や機会は、様相を変えてきているようだ。
■「生きる」ために話を聞く
お坊さんの中には「生きている人のためにもお寺がある」と、相談を受けている人がいる。その仕事は決して「死」に関わることだけではなく、今を生きる人のためにもあるからだ。だからこそ、広く人生相談にも乗っている。
人は、生きていれば何かしらの壁に当たる。悩みが生じることもある。それはいたって当然であり、悩みがあるのは今を生きている証とも言える。そう思うと、悩むことも誰かに悩みを吐露することも、悲観するものではない。それは、今を生きようとその人なりに進む道を模索している勇ましい姿なのだから。