飲み屋の一合徳利は多くの場合その8割くらいしか入らない
飲み屋で日本酒などを一合徳利で頼んだ際に、なんだか小さく感じることはないだろうか。気のせいかなと思って飲んでみると、やはり減りも早く感じる。実はその直感は正しいのかもしれない。
というのも一般的に飲食店で用いられている一合徳利は、正確には八勺燗と呼ばれるもので、だいたい一合(180㏄)の8割程度(150㏄)しか入らない容器なのだ。
詐欺のようにも感じてしまうが、これはほとんど慣習になっており、実際に陶器屋などで一合徳利を探しても多くの場合は八勺燗しか置かれていない。
これについてはそんなものと思って、諦めるしかないだろう。