男子も優勝はNZ! 女子とダブルでワールドカップ・セブンズ連覇!

ラグビーリパブリック

ワールドカップ・セブンズの栄冠を掲げるニュージーランド(撮影:出村謙知)

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金メダルを胸に、歓喜の“ハカ”(撮影:出村謙知)

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優勝を決定づけるトライを決めたアクイラ・ロコリソア(撮影:出村謙知)

 サンフランシスコでゴールドメダルに輝いたのは、女子も男子もニュージーランドだった。

 現地時間7月20日から開催されてきた「ラグビーワールドカップ・セブンズ 2018」。大会2日目に女子の“ブラックファーンズ・セブンズ”が優勝したのに続き、最終日の22日には、男子の“オールブラックス・セブンズ”が頂点に立って誇らしくハカを踊った。

 前回のモスクワ大会に続き、ニュージーランドは男女そろって連覇達成となった。

 24チームが出場した男子のノックアウトトーナメントで、第3シードだったニュージーランドは2回戦から登場し、ロシアの挑戦を退け、準々決勝ではフランス相手に3枚のイエローカードをもらいながらも競り勝ってベスト4入り。

 そして準決勝では、2016リオオリンピックのチャンピオンであるフィジーと対戦し、22-17で勝った。

 2点ビハインドで折り返したニュージーランドだったが、後半2分、リーガン・ウェアが自陣10メートルライン手前から抜けて走り切り逆転すると、2分後にはディフェンスラインに切り込んだジョナ・ナレキからオフロードパスをもらったジョー・ラヴォウヴォウがフィニッシュし、勝利を引き寄せた。

 もうひとつの準決勝は、イングランドが昨季ワールドラグビーセブンズシリーズ総合チャンピオンの南アフリカを29-7で下し、決勝進出。

 先制を許したイングランドだったが、前半5分すぎにラインアウトからの攻撃でトライを取り切り、1分後にはリスタートのキックオフボール確保が得点につながった。ブレイクダウンの奮闘でも南アにプレッシャーをかけ、最後はエースのダン・ノートンが締めくくった。

 金メダルをかけた戦いは前回大会の決勝と同じ組み合わせになり、落ち着いてゲームを進めたニュージーランドが33-12で制した。

 ニュージーランドは前半1分、シオネ・モリアがハーフウェイから突破して先制すると、5分にもゴールに迫り、モリアが連続トライ。14-7で迎えた後半2分には、身長194センチのラヴォウヴォウがタッチライン際を走り切り、リードを広げた。

 イングランドは後半3分過ぎにトライを奪い返して再び7点差に詰めたが、6分にオフロードパスをもらった黒衣のアクイラ・ロコリソアがゴールに持ち込み、勝負あり。ニュージーランドは試合終了前にもトライを追加し、2大会連続3回目のワールドカップ・セブンズ制覇を成し遂げた。

 銅メダルをかけた3位決定戦は、南アフリカが24-19でフィジーに勝利。

 日本は13~16位決定トーナメントの初戦でロシアに敗れたものの、最後は、前回大会ベスト4のケニアを26-14で倒し、15位という成績で終わった。

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金、銀、銅のメダルに輝いた男たち。最後は全員で記念撮影(Photo: Mike Lee - KLC fotos for World Rugby)

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サンフランシスコのAT&Tパーク(野球場)で開催され、大勢の観客で盛り上がったラグビーワールドカップ・セブンズ2018。日本は勝利で締めくくった(撮影:出村謙知)

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