恐竜の新種発見。アメリカ・ユタ州でアジアと北アメリカをつなぐ陸橋を渡った7600万年前の恐竜の化石が発見される (4/5ページ)

アンキロサウルス
原始的な尾の棍棒がない種と、のちに登場した護身用の尻尾の骨が完全に発達した種を研究した結果からは、その棍棒がそれまで考えられていたよりも早く進化を始めたことが明らかになっている。それは数千万年の間に2段階を経て進化したようだ。
最初に進化したのは尾の後ろの椎骨で、これによって尻尾が硬くなった。
次に皮骨という皮膚に形成され鎧となる骨が、尻尾の先端を完全に包み込むように肥大化し、棍棒が形成された。
その体は幅広で、骨のプレートとトゲで覆われている。最も古いアンキロサウルスは1億6000万年前のジュラ紀のものだ。
9200万年前のゴビサウルス(アンキロサウルス科)や1億2200万年前のリャオニンゴサウルス(ノドサウルス科)などの中国で発見されたアンキロサウルスの仲間は、棍棒の起源を理解するために重要であると考えられている。