天才テリー伊藤対談「長与千種」(3)ボーナス1千万が現金でドーンと (1/2ページ)

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天才テリー伊藤対談「長与千種」(3)ボーナス1千万が現金でドーンと

テリー そういうことが続くと、会長に対する不信感は生まれなかったですか? 血だらけで頑張った結果、いくらの稼ぎになったのか、普通は気になるじゃない。芸能界でも、ピンク・レディーなんかは人気絶頂の時、お金はそんなにもらってなかったっていう話もあるけど。

長与 自分の場合は、それでも全てが許せた出来事があったんです。ある時、会長に葉山の油壺に連れて行かれたら、大きなクルーザーが2艇停泊していて、会長が「買ったんだ」ってニコニコしながら言うんですよ。しかも2つとも買ったと言うので、「誰が乗るんですか。そもそも、免許持っているんですか」と聞いたら「そんなもん持ってねえよ、でも乗るんだよ!」と返されて。その時「ああ、ちゃんと親孝行できているんだな」と思ったんですよ。

テリー え、今の会話に、どこか許せるところってありました?(笑)。

長与 ハハハ、自分が入ったばっかりの頃は、ビューティ・ペアさんたちが起こした女子プロレスブームがすでに一段落していて、会場のお客さんも50人ぐらいしかいなかったんです。そこからみんなで一生懸命頑張って、やっとどこの会場でもソールドアウトするようになったんです。

テリー ああ、なるほど。自分たちを支えてくれた会長が、好きなクルーザーを買って喜んでいる姿を見て「親孝行ができた」と思えたってことですか。

長与 そうです。だから、武道館の物販の時も、「自分の務めはしっかりできているんだな」と思っていました。

テリー それにしてもいきなりクルーザーを2艇買うなんて、会長もずいぶんとユニークな人ですねェ。

長与 確かに会長は少し変わっていて、試合そのものの収益なんかより、自分が焼いた焼きそばの売り上げのほうを気にするんですよ(笑)。

「天才テリー伊藤対談「長与千種」(3)ボーナス1千万が現金でドーンと」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 7/26号ビューティ・ペア長与千種プロレステリー伊藤スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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