困っている者を察知し自発的に助ける黄金の心を持った犬。7つの小さな子猫の命を救ったシベリアン・ハスキー(アメリカ) (1/4ページ)
3歳になるシベリアン・ハスキーのバナーは、アメリカ、ジョージア州で、飼い主のホイットニー・ブレイリーさんと一緒に暮らしている。ホイットニーさんが自ら訓練した補助犬だ。
バナーは日を浴びると黄金色に輝く毛並みを持つ。だが、それだけではなく「黄金の心」も持っていたことが明らかになった。バナーの心は助けを必要とするものに向けられる。
そしてその結果、7つの小さな命が救われたのだ。
・ソワソワと心ここにあらずな犬
7月はじめのその朝、バナーの様子は明らかにおかしかった。
ずっと何かを気にして、ソワソワしているのである。ホイットニーさんが呼んでも聞こえていない。よく訓練されたバナーにはありえないようなことだった。
これはおかしい、きっと何かある。
そう考えたホイットニーさんは、バナーの好きなようにさせてみた。と、バナーはホイットニーさんを引っ張って、表へ来てほしがるのだ。
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・林にあったものは
ならば、とホイットニーさんはバナーに導かれるままに着いていった。バナーは家の裏口から30m程のところにある林にホイットニーさんを案内した。
バナーが真っ直ぐに向かった先には、段ボール箱があった。ふたを開けるとバナーはすぐに頭を突っ込んだのである。
バナーが口にくわえて取り出して見せたものは、小さな白い子猫であった。
そして、箱の中にはさらに6匹の、生まれたての子猫が入っていたのだ。飢えと明け方の寒さで弱りきり、「かろうじて生きている」状態で。