屋内でも油断は禁物!? 高齢者の「熱中症」対策のポイント (3/3ページ)

週刊実話

それに建設業などでは現場が新しくなると、人間関係ができていないことから、体調が悪くても周囲に言いづらく、それが症状を悪化させてしまうと考えられます。たとえ天気が曇りでも、湿度が高く風が弱い日は要注意です」

 人は汗をかき、それが蒸発する気化熱で体を冷やしている。湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体に熱がこもりやすいからだ。
 「暑い場所で作業をするときは、冷たい飲料を500mlであれば10〜20分おきに、1時間くらいかけて飲むような水分補給をするといいと言われています。また、大量の汗をかく場合は、塩分補給も大切になります。とにかく熱中症を疑う症状があれば、すぐに風通しのいい日陰に避難すること。その際に冷えたペットボトルなどで、首の付け根や脇の下を冷やすこともお勧めします」(同)

 こうした労作性、非労作性の熱中症の双方に言えることは、3度の食事をしっかり摂ることだ。日本人の食事はただでさえ塩分が多いので、食事がきちっと摂れていれば水分、塩分、栄養は足りていると言われる。そのため食事の摂取量が減ってきたら、高齢者の場合は要注意。医師に熱中症や感染症、脱水のチェックをこまめにして貰うことが大切だ。
 「日常生活の場面では、夜中にトイレに起きたくないからと、寝る前の飲水を控えないこと。むしろ、トイレに起きたときにコップ1杯、朝起きたときにまた1杯の水分補給を、常に心掛けるようにしましょう。熱中症は早期発見、早期治療が重要です。少しでも体調不良が感じられたら、近所の医師に診てもらいましょう」(医療関係者)

 放っておくと急速に重症化し、最悪なら死に至る「熱中症」。室内外問わず、十分に注意が必要だ。

「屋内でも油断は禁物!? 高齢者の「熱中症」対策のポイント」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る