雪隠、東司、後架…いくつ読める?いろいろあるトイレの呼び方 (3/3ページ)
また鎌倉時代、東は幕府を意味することから「重要な場所」から転じて密談をする場所という意味かも…?なんて考えすぎですね。
いずれにしても禅宗は厳しい掟があり、東司に入る時間も決まっているそうです。
ちなみに東司を守護する本尊は烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)といい、密教経典などで登場する明王ですが、なんと便所を清めるという功徳があるのだそう。トイレの神様は昔からいたんですね。
東福寺
後架(こうか)これまた禅寺で洗面所のことを指します。僧堂の後ろに架け渡して設けられました。その傍らに便所が存在してたことから、便所を指す言葉としても使われるようになったとか。
後架(かんじょ)元々は人気のない静かなところという意味から、便所を暗喩する言葉として使用されたようです。武田氏の戦略・戦術を記した軍学書『甲陽軍艦』に武田信玄が閑所をしつらえたという記述があります。
はばかり「人目を憚る」から来ています。そもそも便所ときいて汚いものを連想してしまうのは至極もっともなので、「ちょっとしたはばかりへ」などと慎み深い表現をすることは、同席している方への配慮ともいえるでしょう。
いかがでしたでしょうか。特に聞き慣れない不思議な語感のものは、禅寺由来の言葉が多かったですね。
他にも手水、ご不浄、お手洗い、化粧室にいたるまで様々な呼称があります。やっぱり便所の響きが一番下品かも!?
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