ド肝を抜いた大女優「完脱ぎ全裸濡れ場」スペシャル総選挙(3)

週刊実話

ド肝を抜いた大女優「完脱ぎ全裸濡れ場」スペシャル総選挙(3)

 清純派からいきなりヌード&激しい濡れ場といえば、『忠臣蔵外伝 四谷怪談』('94年、松竹)の高岡早紀(45)も騒然とさせた。

 「それまで『バタアシ金魚』などで知られた彼女の場合、乳房が大きい、大きい、とはウワサされていましたが、これほど見事とは…いまで言えば隠れ巨乳ですかね」(前出・アイドル評論家)

 お岩役の彼女だが、“湯女上がり”という新設定も斬新だった。店で佐藤浩市演じる伊右衛門の相手となる。「お客さん、このお店初めて?」と言いながら赤い帯を解き、ハラリと着物を脱ぐと、出ました、超たわわな実りがふた山。男は“脱いだらスゴいんです”という着痩せタイプに弱いのが常。その典型の高岡がまたタマらない。

 湯床で彼女を言葉でいじめて、荒っぽく扱う伊右衛門。抵抗する全裸の高岡を組み伏せ、壁に押し付け、唇をむりやり奪う落花狼藉の連続に、高岡の揺れる乳房が悲鳴をあげる。濡れ場ではないが、長屋で上半身裸で髪を整えているシーンも、高岡が惜し気もなく、むしろ誇らしげにさらしてくれる美巨乳の図は特別サービスカットだ。

 いずれにしても、高岡の絶品乳に「マスコミ向け試写室がどよめいた」という伝説もうなずける。

 高岡が巨乳なら、黒木瞳、南野陽子と同じく“控え目乳房”が魅力だったのが『ダイアモンドは傷つかない』('82年、東映)の田中美佐子(58)。まだテレビでちょっと出始めた程度の新人女優が、藤田敏八監督の異色作の主役に抜擢されたのだ。

 妻と愛人を持つ自堕落な中年の予備校講師(山崎努)の“2番目の愛人”となる予備校生役だ。寝床で横になった山崎に「おいで」と呼ばれて添い寝する田中。髪をなでられ、唇を吸われ、衣服を肩から脱がされそうになると「自分で脱ぐから」とサッサと全裸になる。

 スレンダーながら肩幅とお尻はかなりの充実度だが、横から垣間見れる乳房はかなりこぢんまりとした印象で、微乳派には丁度いいかも。風呂で山崎の肩越しに、背中を流す田中のヌードが見え、そのこぢんまり乳房が“ひょっこり”顔を出す。

 画面変わって、山崎が上位となり「お前はかわいいな」と中年オヤジ特有のねっとり愛撫を施す。すると彼女、今度は女性上位になり「誰と比べて? “は”は区別を表す係助詞でしょ」と、乳首をチラ見せしながら生意気なことを言う。

 それに少しムッとした山崎が「生兵法は大ケガの元だぞ」と彼女にのしかかり、激しく律動を繰り返すと、ほどなく田中の口から「あぅ〜ん、ああ〜」と喘ぐ声が画面にこだまする。2人は互いに汗をにじませ、クライマックスへと踏み込んでいく。おそらく、田中美佐子の全裸濡れ場は、この作品と『丑三つの村』('83年)ぐらい。お宝度はかなり高い。

 21世紀に入って、昭和の頃より女優の完脱ぎ度や濡れ場充実度は格段に低く、少なくなった。嘆かわしいことである。

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