「私オバサンだから!」自虐する女の心理とは (2/5ページ)

マイナビウーマン

社内イベントでも、自虐は絶好調。新入社員が入ってくる4月になると、「オバサンが講師でごめんね」と新入社員に言ったり、「肌ツヤを新入社員と比べてるでしょ!」などと言ったりしながら「新入社員と自分の年齢差」を嘆きます。若手の中途社員が入ってきた場合も同様です。

また、「今週の土日は何します?」「夏休みの予定は?」「趣味は?」といった、ちょっとした日常会話でも自虐トリガーが発動します。「恋人とデートする」「新婚旅行」などという「恋人関連の話題」が出たら、すぐに「自分の独り身」話につなげ、自分の趣味について聞かれれば「独り身が長すぎて、趣味もひとりでできるものなんだよねーひとり楽しすぎてーだから恋人できないのかなーあはは!」と、誰も聞いていないのに「おひとりさま」談話をします。同僚の結婚式や二次会が開かれようものなら、「結婚できる人・結婚できない自分」話が最高潮にうなります。

誰も彼女たちの恋人の有無や結婚ステータス、年齢について話そうとしていないのに、自虐する女は「年齢・プライベート・結婚」にまつわる話が出てきたらすぐ「自虐ネタ」をはじめ、まわりが笑ってくれることを期待します。周囲が一生懸命フォローしたり、「そんなこと言わないでくださいよー(笑)」と言っても、「いいのいいの!私ほんとうにオバサンだから!」とむしろイキイキするぐらいで、自虐はとどまるところを知りません。

自虐する女は、なぜこんな言動をする?

自虐する女は、なぜ「自分は非モテ非リアで結婚できない痛い女」アッピルをするのでしょうか?

それは、彼女たちが「人に見下されて傷つく前に自分で見下しておくことで、痛手レベルを下げ、自分を守ろうとしている」から。

「人に見下される前に自分を見下しておく」とは「人に殴られる前に自分で殴っておく」レベルの謎行動ですが、自虐する女にとってはちゃんとしたロジックがあります。

まず、自虐する女は「常識」「べき論」にこだわる人たちです。彼女たちにとって「女」は、「結婚適齢期になったら恋人がいるべきで、結婚しているべき」です。

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