会社員は絶対知っておくべき!パワハラで訴えられる人、部下に愛される人の違い (1/2ページ)

新刊JP

『「他力本願」マネジメント』(アスコム刊)
『「他力本願」マネジメント』(アスコム刊)

ここ最近、「パワハラ」に関するニュースが話題になっていますね。
ボクシングやレスリングなどスポーツ界はいわずもがな、ジャパンビバレッジの「有給チャンス」事件、ディズニーランド元社員の提訴など、誰もが知る有名企業でも事件が起きています。

このパワハラ問題、従業員1000人以上の大企業では88%が対策しているのに対し、従業員99人以下の企業では26%しか対策を取れていないそうです。

部下を持ち指導する立場にある人は、いついかなるときパワハラで訴えられるかわからない時代。部下との接し方には慎重になります。しかし一方、パワハラで訴えられかねない「熱血指導」をしているのに、なぜか従業員に愛されている、という人も。

訴えられるか、愛されるか、その差は一体どこにあるのでしょうか?

●従業員に愛されるのに必要な「方便」のスキル

『「他力本願」マネジメント』(アスコム)は、人事のスペシャリスト・髙橋恭介さんと、浄土真宗の高僧である浅野弘毅さんが、企業の課題に対してそれぞれの立場から解決策を提示。従業員との接し方についても、面白い視点から説き明かしていて、パワハラ問題を考える上で、大きな示唆を与えてくれます。

浅野御住職いわく、人を育てるのに必要なのは「方便」。
仏教用語としての「方便」は、「ウソも方便」の「方便」とは違い、「衆生を導く智慧の力」のことを指すそうです。

例として浅野さんはこんな例を挙げています。
お釈迦さまは、大きな悩みがあって感情的になったり判断不能になったりしている人を説法するとき、ニコッと笑って「大丈夫ですよ」と伝えたそうです。この「大丈夫ですよ」こそ、方便。その心は、決して大丈夫ではない人に対して、たとえ嘘であったとしても大丈夫だと相手を安心させていることにあります。

お釈迦さまと悩みのある人の関係は、ビジネスの世界でいえば管理職と部下です。大きなミスした部下に対して、「何も問題ない。私が責任をとる」などと言って安心感を与える、といったところでしょうか。

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