残念なお知らせ。飲酒に適量はなく、総合的にみると健康に悪影響を及ぼすという研究結果(米研究) (3/3ページ)

・適量なら体に良いは迷信
しかしグリスウォルド博士の研究論文は、1日1、2杯の飲酒なら体にいいという迷信を粉々に打ち砕いた。
それはただの迷信にすぎず、結局はアルコールに起因するさまざまな症状に行き着く。ほどほどの飲酒による些細なメリット(心臓発作の予防など)はあるだろうが、飲酒のコストはそれを上回るのだ。
「飲酒が体にいいとするたくさんの証拠は、たった1つの側面しか見ていないものです。虚血性心疾患や心臓発作を予防するといった話もありますが、それは極々小さな予防効果でしかありません。ついでに言えば、ガン・怪我・精神疾患など、数々の症状がアルコールに関連していることも確認されました」(グリスウォルド博士)
つまり飲酒によるそれらの影響を総合して考えれば、あまり勧められたものではないということだ。
昨年、適量のお酒ですら脳の老化を早めるという研究結果が報告された。今回の研究はその流れを更に裏付ける結果となったようだ。
・ほどほどでもアウト。飲酒は適量でも脳の老化を早めるという研究結果(英研究) : カラパイア
禁煙の動きはかなり浸透しているが、次は禁酒へと移行していく感じなのかもしれない。どちらも嗜好品であり依存性のあるものだ。
また個人差も結構あって、タバコを吸ってもお酒を飲んでも長生きしている人もいる。でもって法的に規制するのはなかなか難しいし、お酒なんか特に飲食業界大打撃で経済的損失大きそうだから、結局禁酒の動きにはならないかな。
References:thelancet / inverse/ written by hiroching / edited by parumo