清原果耶『透明なゆりかご』“いつか望んだとき”のための決断 (1/2ページ)

日刊大衆

清原果耶『透明なゆりかご』“いつか望んだとき”のための決断

 8月24日に『透明なゆりかご』(NHK)の第6話が放送された。このドラマは、高校の準看護科に通いながら、産婦人科医で看護助手を務める青田アオイ(清原果耶/16)が、さまざまな理由で産婦人科を訪れる患者たちに寄り添い、命の尊さを学び、成長していく物語だ。「命」という重いテーマがメインだが、アオイの強く生きる純粋な姿や、実際に起こりうるリアルな内容に、多くの視聴者が共感している。

 今回、アオイは、勤務先である由比産婦人科の前で出会った同年代の少女、三浦ハルミ(モトーラ世理奈/19)と、山奥にある家を目指していた。そこは格安で中絶手術をしてくれるという場所だが、つき添い人が1人必要なため、ハルミはたまたま出会ったアオイをつき添い人として強引に連れてきたのだ。軽い口調で「中絶してくれる」と話すハルミに、アオイは憤慨し、引き止めようとするが、山奥の、看板もない民家のような場所にたどりついてしまう。温かい雰囲気の老夫婦に出迎えられ、思わぬ穏やかな空気に、アオイは、結局何も言えなくなってしまった。

 一方、由比産婦人科では、妊婦の倉田亜紀(西原亜希/31)が、ようやく妊娠したお腹の子がうまく成長せず、諦めなければいけないという事実を突きつけられていた。悲しみの中で、亜紀は「私は本当に産みたいと思っているのかな」と悩み始め、自分の気持ちが分からなくなっていく……。

 今回は望まない妊娠で授かった命と、不妊治療の末ようやく授かった命、両極端な状況だが、結果的にどちらの命も生まれることがなく消えていくという内容だった。

 今回最も印象的だったのは、ハルミが中絶手術のために訪れた山奥の民家の老夫婦だ。患者の事情も聞かない、名前も聞かない、もらう費用は最低限の金額だけ。

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