ホタルの光ならぬマクドナルドの光。マクドナルドの照明を頼りに路上で勉強していた少年に世界が感動(フィリピン) (1/3ページ)
「蛍の光、窓の雪」で始まる歌がある。旧友との再会を歌ったスコットランド民謡に、「蛍雪の功」という中国故事を元にした歌詞をつけたものだ。
「蛍雪の功」とは、灯火の油すら買えなかった貧しい青年たちが、夏は蛍を集めてその光で、冬は雪の反射光で勉強し、そのため、後に出世した、という話である。
だが、明かりが灯せなくても、代わりに蛍がつかまるとは限らないし、雪が積もるとも限らない。
けれども現代には現代ならではの光がある。その光の中で勉強していた幼い少年が、以前、ネット上で話題になった。
・路上で宿題をする少年
この写真に写っているのは、ダニエル・カブレラくん、当時9歳だ。マクドナルドの灯りが届く歩道に木のベンチを置き、それを机にして勉強している。
写真が撮影されたのはフィリピン、セブ島だ。撮影者はセブ医科大学の学生であるジョイス・トレフランカさん。
ジョイスさんは、「学生として、もっと頑張ろうというインスピレーションを(この光景から)得た」と話している。「大したものは必要ない、固く決意して、成し遂げたい物事に集中するだけ」
また、ジョイスさんと一緒にいたジォメン・P・L・アラヨンさんは、この写真を撮った後でダニエルくんに話しかけたのだそうだ。ダニエルくんがやっていたのは英語の宿題で、動物のイラストを見て名前を当てるものだった。
ジォメンさんは「この子の勉強における忍耐が、この写真にインスピレーションを与えているね。