舘ひろし最優秀男優賞! やっと認められた「コメディー俳優」の才能

週刊実話

舘ひろし最優秀男優賞! やっと認められた「コメディー俳優」の才能

 俳優の舘ひろしが、6月公開の主演映画『終わった人』(英題『LIFE IN OVERTIME』)で、モントリオール国際映画祭ワールド・コンペティション部門の最優秀男優賞を受賞した。

 9月4日に舘は会見を開き、「本当にありがとうございます。私が一番信じていないのは自分の芝居でして、最優秀男優賞なんてものをいただけるとは、俳優をやって43年一度も思ったことがありませんでした。本当なのかな? という気持ちと、どうなっているんだ? っていうのが正直なところでございます。良かったです」と、驚きと喜びの入り交じった思いを伝えた。

 舘の今回の同映画祭の受賞は、1999年公開の映画『鉄道員』で故・高倉健さんが受賞して以来のこと。そのため、舘は「高倉さんはずっと大スターでした。私なんぞが同じ賞をいただけて本当に光栄です」と恐縮しきり。「共演者に恵まれ、現場が楽しく気持ちよく演技できたから、今回の賞が取れた」とも話し、謙虚な姿勢を示した。
 さらに恩人でもある故・石原裕次郎さんの名前を挙げると、「石原さんも映画の賞を取ったと聞いたら、きっと喜んでくれるだろうと思います」と感慨深げに語った。

 ネット上では舘の受賞に対して、
「今になって賞を受賞か。舘ひろしはもっといろんな役やるべきだったわ、もったいない」
「意外とコミカルな演技もうまいんだよね。もっといろんな役に挑戦してほしい」
「営業がヘタなのか知らんけど、同じような役ばっかり取ってくるから認められにくいんだよな。やっと認められてよかったな」
「ワイルドもコミカルもできるし、この人は何気にかなり器用な俳優」
「いつか大きな賞を取ると思ってた。遅過ぎるくらいだね」
 などといった声が上がっている。

 「新垣結衣とタッグを組んだTBSドラマ『パパとムスメの7日間』でも高評価を獲得していた舘。同作は父親と娘の中身が入れ替わってしまうという奇想天外な設定だったため、舘は中身は女子高校生、外見はおじさんという難しい役を演じました。ここで披露した舘の女子高校生演技は、いまだに語り継がれるほどの人気で、一部では『舘ひろしはコメディーのほうが向いている』という声も上がるほどです」(テレビ局関係者)

 今回、賞を獲得した映画『終わった人』もコメディー作品。これからは“コメディー俳優・舘ひろし”に期待だ!

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