サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「ゴールドサーベラスが本領発揮」 (1/2ページ)

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サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「ゴールドサーベラスが本領発揮」

 競馬をなりわいにしていると、時の移りが早い。今週から秋競馬が開幕。しばらくするとGIシリーズに突入する。

 なんとも忙しいが、競馬はやはり楽しい。的中させて懐が潤えばさらにだが、中山競馬開幕週のメイン、京成杯AHは、一攫千金を期待できる波乱含みの重賞である。

 このレースに馬単が導入されてから、これまでの16年間、その馬単で万馬券になったのは5回(馬連で4回)。そう大きく荒れるように見えないが、この間、1番人気馬が3勝(2着0回)、2番人気馬は6勝(2着1回)。簡単に人気サイドで決まりにくいことがわかるだろう。

 つまり、人気馬同士での決着はきわめて少なく、連に絡むどちらかが人気薄の伏兵だということだ。そうした視点で馬券戦術を組み立ててみよう。

 ただ毎度、注意しなければいけないのが、舞台が中山芝のマイル戦であること。周知のように、多頭数になるほど外枠の馬は競馬をしづらくなる。

 おむすび型の変形コースで、スタートして行き脚、加速がついたところで急に折れる最初のコーナーがある。スムーズに曲がれない馬のアオリを食って、外枠の馬は膨れたり、ハジかれるなど、不利を被ることが多々あるからだ。

 よって、中山のマイル戦は脚質いかんにかかわらず、真ん中より内めの馬がよく連に絡み、外枠の馬の連対率は低い。そのあたりはよく頭に叩き込んで馬券戦術を組み立てるべきだが、まだ枠順発表前。まずは、好枠を引き当てることを前提に狙い馬を挙げてみたい。

 難解だが、最も期待を寄せてみたいのは、ゴールドサーベラスだ。

 前走の函館記念でも注目していたが、体重が減って馬体は細化。それに落ち着きを欠いており、本来の姿ではなかった。それでも前々で積極的な競馬をして、勝ち馬とはコンマ6秒差の好内容。この馬にとってはやや距離が長く、不利な大外枠だったことを思うと、よく頑張ったと高い評価を与えていいのではないか。今度は実績のあるマイル戦で、相性のいい中山での競馬。あらためて注目すべきである。

 この中間は順調そのもの。1週前の追い切りは軽快かつリズミカルだった。

「サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「ゴールドサーベラスが本領発揮」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 9/13号ダイアナヘイローゴールドサーベラス水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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