「アマゾンへの取材はもうやめます」…その言葉の意味とは? 話題のノンフィクション『ノモレ』について聞く(下) (4/4ページ)

新刊JP

彼はあまり意識をしていないと思うし、その答えについてもちゃんとは書いていないけど、本を通して大まかに表現したつもりです。ロメウ・ポンシアーノ・セバスチャンっていわば無名の人じゃないですか。たかだか100人くらいの村の村長で、一生懸命やってきたところでペルー政府に引き抜かれて、ペルー政府に利用されている側面もある。それはロメウも分かっている。それでも彼は姿を現したクッカたちが、自分たちと生き別れの人たちで、また姿を現してくれるということを信じて川岸に立っている。

そんな彼の信じようとする姿勢は普遍化できると思っていて、隣人や夫婦関係から国と国まで当てはまるんじゃないかと。きれいごとですけどね。

(了)

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