安倍首相が意気込んで「出馬ツイート」するも鹿児島で薩摩をディスる失態 (2/2ページ)

まいじつ

この歌は福岡藩士だった国臣が薩摩藩(現・鹿児島県)で攘夷活動をしようとしたが拒まれたため、薩摩への失望を込めて詠んだといわれている。

しかし、安倍首相は出馬会見を鹿児島で行い、「薩摩と長州で力を合わせ、新たな時代を切り開いていきたい」などと語っていたばかり。薩摩を嘆く短歌を投稿するのは確かにバツが悪い。この失態は作家の適菜収氏などから指摘をされた上、ネット上では散々な言われようだ。

《これは恥ずかしい》
《頭良さそうなことを言おうとして見事に失敗してますね》
《『薩長で新たな時代を切り開いていきたい』と言った安倍首相が、薩摩の志の低さを嘆いた平野国臣の歌を持ち出すとか何のギャグですか。その歌は『私の燃えるような思いに比べて、薩摩は何て冷淡なんだろう』って内容だぞ》
《鹿児島で薩摩を堂々ディスる安部さんwww》

また、「薩長で力を合わせ、新たな時代を切り拓いていきたい」という発言も、立憲民主党の枝野幸男代表から「わが党には鹿児島選出もいる一方で、(薩長と対峙した)福島の人間も、奥羽越列藩同盟の地域だった人間もいる。わが国を分断するような言い方は、国全体のリーダーとして間違っている」と批判されている。

安倍首相は自民党内の8割の議員票を確保し、3選が確実と報道されているが、このことを自民党員が知ったら失望するかもしれない。

「安倍首相が意気込んで「出馬ツイート」するも鹿児島で薩摩をディスる失態」のページです。デイリーニュースオンラインは、自民党総裁選安倍晋三社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る