「クセ」のせい? 仕事の気分が上がらない原因 (4/4ページ)
そして、そのスイッチを使ったら、さっきまでとは違うことを考えてみてください。
☆24時間以内にラッキーだったことを5つ思い出す
「私は運がいい!」「私はラッキーだ!」と思えると、気分が上がります。24時間以内と時間を区切って、ラッキーだったことを5つ探してみましょう。たとえば、信号が青だった、電車で座れた、ランチがおいしかった……など。気分が上がらない時は、ついアンラッキーなことに目が向いてしまいがち。5つ探そうとすることで、ラッキーなことに意識が向きやすくなります。自分がラッキーだと思えたら、気分が変わるでしょう。
■考え方のクセを知って気持ちを切り替えよう
仕事で気分が上がらない場合は、自分の考え方や感じ方のクセが原因となっている可能性もあります。たとえば、つい自分に否定的な考え方をしてしまう場合には、鏡に映った自分に「私はがんばっている」と声をかけてあげたり、意識的にラッキーだったできごとを思い出したりしてみるとよいでしょう。人を喜ばすのが好きな人は、自分のした仕事で誰かが喜ぶさまを想像してみてください。また、体を動かしたり、気分を切り替えることができる「スイッチ」をあらかじめ作っておいたりすることも大いに役に立つかもしれません。
(文:大塚統子、構成:Kaoru Sawa)
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