生活保護受給者「婚活できない」にネット民「(゚Д゚)ハァ?」爆発

まいじつ

(C)diy13 / Shutterstock
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生活保護制度を題材に描いた意欲的な秋ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)は、残念ながら大コケしてしまった。視聴率は初回の7.6%が最高で、以降は4~6%台と低調。「題材に対する世間の関心が薄いことが原因」と話すテレビ局関係者もいた。

しかし、ドラマではなく“現実の生活保護”に対しては、世間は薄いどころか大いに関心を抱いているようだ。9月15日付の『しんぶん赤旗』電子版に掲載された生活保護に関する記事が、ネット上で“炎上騒ぎ”になった。

記事では、「安倍政権が10月から段階的に生活保護基準を最大5%引き下げることを決定した問題」について、保護利用者や貧困問題に取り組む団体が「『1万人の審査請求運動』を呼び掛け」たと伝えている。そのほか、「エアコンはあっても使用せず、ガス代節約のために洗面器に水をためて体を洗い、食事は1日に1食か2食」だという生活保護を利用する東京都の男性(49)のケースが紹介された。その男性の声として、「お金を使わないよう、食べて寝て近所を散歩するしかできない。人付き合いも婚活もできない」とも伝えているが、これが多くの人の反感を買ったようだ。

本当に必要な人たちに回せとの意見

ネット上の匿名掲示板には、以下のような投稿が並んでいる。

《こん…かつ…?? 就活じゃなくて?》
《(゚Д゚)ハァ? むしろ結婚する気でいるの?》
《働くことはできないのに結婚はできるってこと? はあああ!?》
《この人たちより少ないお給料だよ私。それでも頑張ってるのに》
《病気持ちだけど働いてるよ。甘えないでよ》
《毎日、食べて寝て散歩できるなんて贅沢だな》

「不正受給や外国籍の方への支給などの問題が続出しているため、生活保護者に対するイメージが悪くなっていることは否めません。ですが、生活保護自体が悪いと考えている人は少なそうです。実際に受給者が贅沢できているかどうかは別として、『贅沢をさせる余裕があるなら、その分をしっかり、本当に必要としている方たちに回してほしい』という意見が多いですね」(自治体職員)

もちろん、誰にでも結婚する権利はある。しかし「婚活」はお金がかかるイメージがあるし、婚活は結婚の必須条件でもない。

一般的に給料が上がってきているとは言い難い現状では、生活保護受給者の「人付き合いや婚活」は贅沢と見られても仕方ないのかもしれない。

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