下を向いて歩こう! 都内にある「変わり種」マンホール (1/3ページ)

日刊大衆

こちらは大阪市のマンホール
こちらは大阪市のマンホール

 町中に住んでいれば、必ず目にするマンホールの蓋。

「古代ローマから現代に至るまで、都市計画に必要なのは上水道と下水道。さらに近代からは、そこに電気、ガス、電話や信号機のネットワークも加わることになりました。多くの場合、それらは地下に埋設されていますが、メンテナンスが必要なときには地下に潜る必要があります。そのための穴がマンホールで、日常でその穴に落ちないよう、普段は蓋がしてあります」

 と解説するのは、コラムニストの中井仲蔵氏だ。続けて、「このうち、上下水は各市町村の管轄なのですが、1980年代にそれまでの規制が代わり、各自治体はそれぞれ意匠を凝らしたデザインのマンホールを使用しています」(中井氏=以下同)

 そこでここでは、中井仲蔵氏の協力のもと、都内にある「変わり種」マンホールを5種類、ご紹介しよう。

■逓信省のマンホール蓋

「おなじみの郵便番号のマークだと思われた方も多いでしょうが、これは実は逓信省(ていしんしょう)のマンホール。同省はかつて郵便や通信を司っており、後に分化したり民営化したりして、今では日本郵政(JP)や日本電信電話(NTT)になっちゃいました」

「〒」マークを「手紙のテ」だと思っている人も多いが、実は「逓信省(ていしんしょう)のテ」だったのだ。

「ということで、この下に通っているのは、NTTの電話ケーブルのようです。逓信省自体は1949(昭和24)年までしか存続しなかったので、おそらく戦前に電話を引いていた、ごく限られた省庁や企業向けのものでしょう。

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