9/19日に開催された第52回目となる中国金融研究会(三思会)による勉強会、テーマは。“仮想通貨のブロックチェーン技術による産業革命は到来するのか?” (3/5ページ)

バリュープレス




PoI(Proof of Importance:プルーフオブインポータンス)

NEM(XEM:ネムコイン)を筆頭に幅広いコインに採用されているブロックチェーンシステムで、マイニングで獲得されたコインをハーベスト(収穫とも呼ばれる)して、ユーザーに配布する仕組みで、コイン獲得条件として取引量、コインの保有数によってランク付けされたユーザーに幅広くコインを配布仕組みです。


 次に3番目の項目ではブロックチェーンが抱える問題点を李氏は指摘し解説しています。

現在、ビットコインに使われているブロックチェーンシステムで問題に挙げられているのは、データ処理の遅さにあると指摘したうえで、膨大なデータ処理するために工場規模でのマイニングが行われることによって多くの電力が消費されている。また、データ処理の遅さは取引が行われ、成立するまでの時間も掛るといわれており、現在クレジットカードの決済処理が一秒間に4000~6000回行えるのに対してビットコインはたったの7回しか行えず、今のままでは世界の取引決済に応じることはできないが、今後、EOSなどのような決済処理の効率が高いブロックチェーン技術が確立されれば十分に対応できるだろうと語っています。

仮想通貨における保管方法としてウォレットの解説をしています。このウォレットは仮想通貨を補完するためのシステムであり、内容として公開鍵と秘密鍵を使ってウォレット内にある仮想通貨を入出金または送金が行えます。ウォレット内はデータと英数字からなるアドレスコードが記録されているので、そのコードの記録を安全に保管するために様々な方法が利用できると語っています。

また、仮想通貨業界で起きた事件を題材に、その内容と世間の誤解した認識について語っています。例えば2018年1月に起きたコインチェック事件では、仮想通貨はハッキングによって外部に流失させられる認識があるが、仮想通貨そのものに原因がある訳ではなく、取引所の管理体制に問題があったと指摘しています。
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