レオナルド・ダ・ヴィンチが数学・物理学の研究などを記した「フォースター手稿」のスキャンデーターがオンライン公開中 (3/4ページ)
また、使われている文字は鏡像となっており、右から左へ読む。16世紀のイタリア語であるらしい。
2~3ページ / image credit: Victoria and Albert Museum
・データ化の意義
現在の学術的側面からは、この手稿の電子データ化は大きくふたつの意味を持つ。
ひとつは手稿の保存という観点だ。
元の手稿は、500年の歳月を経て非常に脆くなっており、データ化することで、これ以上のダメージを与えずに研究に供することができる。
もうひとつはデータの共有という観点である。
今回電子データ化に用いられた技術は、IIIF(International Image Interoperability Framework: 画像の国際的に相互運用可能な枠組み)というものだ。ダ・ヴィンチの手稿は各地の図書館や博物館に所蔵されているが、共通の枠組みでデータ化することによって、研究者による相互比較が簡単になされるようになるのである。